先輩の声 看護職 井村夕香
中途採用
看護職 2007年入職
井村 夕香
「病院以外で出来る看護」
ウェルグループでの看護
ウェルグループでの看護の現場は医療分野と福祉分野にあります。
医療では在宅支援(往診・有床診)やクリニックの医療をはじめ、訪問看護・老健・特養・有料老人ホーム・グループホームなどの福祉での関わりがあります。
私が入職して9年になります。今までに訪問看護以外の全ての医療・福祉分野を経験し、現在、医療法人で「在宅を支える医療」で看護師として働いています。
「1人の利用者様と関わった時からグループ内で最期を迎えられる時までつながりたい」という方針のもと安心と安楽の看護を提供しています。各施設をまたぎ利用される方々に安心して頂けるよう、施設間での情報共有のため連携を行い、また、継続看護ができるようなシステム作りを展開したいと考えています。
上司やスタッフの存在
私は入職当初、外来勤務でした。
介護の現場で看護がどのような仕事をするか知らなかった時に有料老人ホームへの異動がありました。
他職種との関わりの経験や看護師の人数が少ない環境のなか、心身症状があり、「利用者様が笑顔で安全・安楽に過ごせるようにどうしたらよいのだろうと真剣に1人1人の事を考え、介護に取り組むスタッフの姿を見て、この現場でどんな看護ができるのだろうと考え、スタッフと話をしていけるようになりました。
対象者が利用者様や介護スタッフ、看護師という常に人であるため、意見の相違や壁にぶつかることがあります。その時には必ず上司がゆっくり話を聴きどうしたいのか、どうしていけばいいのかを導いてくれます。
また、自分は自分でいい!でも、逃げている部分は無いか?と考えさせてくれます。
ウェルグループに入って良かったこと
ウェルグループに入職して良かったことは復職しやすいことです。
私は現在2人の子どもを保育園に通わせながら仕事をしています。保育園の行事や習い事のためにフルタイムで仕事はできません。復職前に就業時間や仕事内容を確認してもらえて、仕事と育児を両立させることができています。
最新の医療を提供する場ではありませんが、対象が高齢の方です。たくさんの疾患を抱えておられるので経験したことを活かすこともできますし、医療の現場もありますのでブランクがあり、看護はしたいが病院に戻るのは少し不安という方には一歩踏み出しやすいと思います。
人に寄り添いたい!病院の経験がある方は、患者様が退院後、どのような社会資源を使って生活されているのか知りたい!生活を支える看護をスキルアップのためにしてみたい!という方、この文を手に取り最後まで読んでくださった方、何かのご縁だと思います。
私たちはそのご縁を大切にしたいと思っています。